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時代

中国・昆明の高地トレで死亡 両親が日体大を提訴へ
2008年02月03日

 中国・昆明で06年3月、高地トレーニング中に死亡した日本体育大学水泳部2年の男子学生の両親が月内にも、大学とコーチを相手に総額約9千万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こす。現地は標高約1900メートルで酸素濃度が低く、平地よりも選手の体に負担がかかるのに、「体調管理や救助体制が不十分で、安全管理を怠った」と訴える。高地トレでの死亡事故をめぐり指導側の責任が司法の場で争われるのは初めて。

 高地トレは水泳や陸上などで取り入れられているが、一部の有名選手を除き、安全管理は選手や各指導者にまかされているのが現状だ。訴訟がスポーツ界の対策に影響を与える可能性もある。

 訴えるのは、宮嶋武広さん(当時20)の両親の宮嶋猛さん(59)とまり子さん(53)=大阪府東大阪市。武広さんは日体大在学中に05年日本選手権の1500メートル自由形で2位に入り、北京五輪出場が期待されていた。

 代理人の弁護士によると、武広さんは06年3月2日から雲南省昆明市で実施された日体大水泳部の強化合宿に、コーチ1人、学生9人と参加。翌4月の日本選手権を控え、心肺機能を高めるトレーニングを積んだ。高地での潜水はこの合宿が初めてだったという。

 3月25日午後、50メートル2本の潜水などをした直後にけいれんを起こした。コーチと部員が人工呼吸や心臓マッサージを試みたが、約3時間後に病院で死亡が確認された。遺体は解剖されず、死因は「突然死」とされた。

 高所での潜水は危険が伴うとされる。だが同部は合宿前に心肺蘇生法の講習を開くなどの対策をとらず、心臓の動きを正常に戻すため電気ショックを与える自動体外式除細動器(AED)を携行していなかったという。

 代理人は、事故直前のタイムが普段よりかなり遅かったのにメニューが中止されなかった▽プールから引き揚げ後すぐに心肺蘇生が実施されなかった――といった部員の証言もあると指摘。危険性の周知▽体調管理▽救助体制の整備などの安全配慮義務を怠ったことが事故を招いたと訴える。

 日体大広報課は「遺族には誠意を持って対処してきた。(法的措置について)現段階ではコメントできない」としている。日体大は事故後、合宿などでAEDの携行を義務づけ、学生や教職員らを対象に高地トレでの危機管理をテーマにした研修会も昨年11月に初めて開いた。


元々の事件
日体大の有望競泳選手死亡/中国での高地合宿中に

日体大水泳部に所属する競泳男子の宮嶋武広選手(20)が25日、中国・昆明での高地合宿中に体調を崩して死亡したことが28日分かった。大阪・近大付高出身の同選手は昨年の日本選手権男子1500メートル自由形で2位、同800メートルで3位に入ったホープだった。

 現地から日体大に入った報告によると、宮嶋選手は25日午後のプールでの練習中に突然けいれんを起こした。プールサイドで応急処置をしたが、搬送された病院で死亡した。現段階では死因は不明という。

 日体大水泳部の有力競泳選手たちは4月下旬の日本選手権を控え、2日から昆明で高地合宿をしていた。酸素が薄い高地での合宿には持久力を高める効果があるとされている。一行は予定を切り上げて28日夜に帰国する。

*********


とうとうこういう時代になってきました。
スポーツに関わる人が、しっかりとした一次救急の知識を
もっていないと訴えられますよ。ということです。

この裁判の場合、お仲間の部員のお話が事実でしょう。
大学側は認めたくないに決まっています。

もしも、的確なBLS(一次救急)がなされて、宮嶋くんが
結果的に亡くなったとしても、ご両親は提訴することは
なかったでしょう。
「出来る限りのことはしました」と大学側も胸を張って
言うことが出来るでしょう。


これは何もスポーツだけに留まるお話ではなく、
お客さまがたくさんいらっしゃるお店や、従業員を抱える
企業でも同じことです。
駅や集合ビル、デパートでもそうですね。

逆に、しっかりとした質の高いCPR+AEDを施して
傷病者が社会復帰した場合などは、飛躍的に社会的地位が向上します。

なぜ大切なのか・・
なぜ必要なのか・・
今一度亡くした命から学んで頂きたい。。



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