スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

心肺停止 機上の救助劇

心肺停止 機上の救助劇
2007年12月06日

ハワイから成田空港に向かうJALウェイズの航空機内で心肺停止状態になった県内の男性(68)が、乗り合わせた女性看護師(27)と元女性看護師(65)の迅速な救助活動で一命を取り留めたことが、分かった。男性は成田市内の病院で順調に回復しているといい、JALグループは2人に感謝状を贈る。(大和田武士)
 救助劇は、11月30日に起きた。ハワイ・ホノルルから成田に向かう便(ボーイング747―400型、乗客約300人)で、同日午後3時半すぎに到着予定だった。
 JALによると、機内食サービス中の同日午前10時、機体中央付近の座席にいた県内在住の自営業の男性(68)が「心臓が痛い」と客室乗務員(CA)に訴えた。
 男性は広い座席に移動したが容体が急変。心肺停止状態になり、機内に1台備え付けてある自動体外式除細動器(AED)を使うことになった。
 医療関係者の協力を求める「ドクターコール」が機内放送されると、宇都宮市の女性看護師(27)が名乗り出た。CAらに適切な指示を与えながらAEDを作動させ、心臓マッサージを繰り返した。
 約30分後、男性の意識は戻ったが、午後1時15分ごろ再び急変。2度目のAED作動をした。
 この際、都内の元看護師(65)も加わり、男性の看護を続けた。救助には18人のCAのうち10人も加わった。
 成田に到着後、男性は成田市内の病院に搬送された。救急搬送を手伝った地上職の石田秀美さん(41)は「男性は毛布を掛けて床に横たわり、酸素マスクをしていた。一目で危険な状態と分かった」と話す。看護師と元看護師の2人が両手を強く握りしめ、男性の名前を大声で呼びながら「もうすぐですから、がんばって」「がんばって」と励まし続けたという。
 男性は5日までに集中治療室から一般病室に移った。病院からは「迅速な措置がなかったら助からなかったでしょう」とJALに伝えられた。
 最初に名乗り出た看護師は、新婚旅行の帰りだった。「到着まであと4時間以上かかると言われたとき、もう駄目かと思った。でも、やってよかった」と語った。
 元看護師は現在、大学で教える立場。「しばらく現場に出ていなかったが、助けたいと思って加わった。命が助かってよかった」と話していたという。
 JAL客室安全推進部の鹿野俊範・副部長は「お二人の協力のおかげで助かった。心から感謝しています」と話している。
 JALではAEDを2001年度から導入しており、これまでに34回の使用例があるという。


********


もしも・・自分がその現場に居合わせたら・・
私は手を挙げられる自分でいたいと思います。
いえ・・迷わず手を挙げます。
でも・・きっとものすごく緊張するし、パニくるし、泣けてきちゃうかもしれません。
それでも必死になると思います。


この方は、看護師さんたちの適切な判断と、一次救命措置(BLS)が無ければ100%亡くなられていました。

4時間です・・・4時間ですよ?
適切なCPR+AEDはこれほどまでの威力があるのです。

この男性・・たぶん社会復帰なさるでしょう。

まさに、助かる命が助かったケースです。


あなたのご家族が、こうならなる可能性はないと断言できますか?
救急隊が来るまで、何もしないで・・出来ないで・・
待ちますか?

そして・・・質の高いCPR(心肺蘇生)が一人で出来る限界(あくまで質の高い・・です)は2分とされています。
2分で交代しなさいと教えられます。
2分間胸骨圧迫(心臓マッサージ)し続けるとへとへとになって
手がジンジンします。

このとき客室乗務員の方々が10人も手伝って、合計12人での蘇生。
それでも4時間は厳しかった・・と容易に想像できます。

理想的な救命のリレー・・
質の高いCPR+AED
空港に到着してすぐの救急隊
そのまま病院にてACLS(二次救命措置)

この全てがきっちり行われたから、この男性は助かったのです。

あなたの家族が・・ご両親が・・職場の仲間が・・乗っている電車の乗客が・・こうなる可能性は0だと断言できますか?
自分が交通事故を起こす可能性は0ですか?

自分は関係ないですか・・?
自分しかいなかったら?

もちろん理想はいつでもNo Rescueです。

一次救急はとても簡単で誰にでも出来ます。
AEDを使うのも簡単です。
でも知らなければ、きっと何も出来ません。
一歩前に出る勇気を持ちませんか?



あなたの手が心臓なのです。

Pay it Forward
スポンサーサイト
コメント

救命例の報告ありがとう

素晴らしいですね。Ricoさんならかならず出て行くでしょう!もちろん私も!
でもこういう事態には出会わないのが一番ですよね。

Kim先生

はい!必ず出て行きます。そうであり続けたいと思います。

そしてもちろん!「理想はいつでもNo Rescue」なのです。
ライフセーバーの合言葉です。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。