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近況色々

長く更新を怠っておりました。

またがんばって更新いたします。

さて・・新聞でこんな記事を見つけました。

*******

「機内で男性客が心肺停止、乗客の看護師が救う」

インドネシア・バリ島行きの旅客機内で、心肺停止状態になった男性客を乗客の女性看護師が心臓マッサージなどの緊急措置をして一命をとりとめていたことが、分かった。機内で急病患者が出た場合、乗客の医師などに協力を求めるケースは多いが、日本航空は「心肺停止ほどの重篤患者は珍しく、とても感謝している」と話している。

 男性客を救ったのは、滋賀県栗東市の済生会滋賀県病院に勤務する柴田育英さん(23)。

 先月28日、妹(21)とバリ旅行のため関空発の日航機に乗っていた。夜勤明けの疲れで機内で眠っていたが、斜め前の座席で60歳代の男性が倒れた物音に気付き、目をさました。

 呼吸音から、舌がのどに詰まる舌根沈下の状態であることに気づき、駆け付けたが、男性はすでに心肺停止状態。気道を確保しながら心臓マッサージを始めたところ、機内に乗り合わせていた別の女性看護師2人も協力し、男性はまもなく息を吹き返した。

 意識を回復した男性は、家族に付き添われてバリ島の病院で、改めて治療を受けたという。

 柴田さんは看護師になって2年目。救急医療に苦手意識があるといい、その分、積極的に勉強会に出席するなど努力を重ねていた。機内でのことについて「とっさの行動でしたが、研修で身につけた技術が役立ってよかった」と振り返る。

 同病院の木下洋子看護課長は「研修で対応法を身につけていたからこそ、ためらうことなく行動に移せたのでしょう。将来、救急の方でも活躍してほしい」と柴田さんをたたえた。


********


ただただ、この看護師さんたちの行動をたたえるばかりです。
・・・がやはりこうしたことがまだまだ「特別」なことなので
ニュースになるのですよね。

こうしたことが当たり前の世の中に・・
機内で手助けできる方がもっともっとたくさん申し出る世の中に・・
そんなふうに思います。


看護師さん方に拍手です。





また、先日は救命士の友人の誘いをうけ、丸一日かけて大阪までシンポジウムに参加して参りました。

財団法人 日本救急医療財団 主催の『AED・普及啓発シンポジウム ―教育・スポーツ現場での突然死から身を守る―』

内容は本当に濃くて出向いた甲斐がありました。



第一部

まず・・・
シンポジウムは、「命のバトン」のさくらさん製作の
PVからはじまりました。

命のバトン
http://www.heartlife-fukui.com/index.html

さくらさんのホームページ
http://sakuraroom.chu.jp/menu.html

普通に家を出た愛娘が体育祭のリレーでバトンを渡した瞬間倒れ・・
「AEDがあれば、助かったかもしれない命・・」


愛娘の亡くした命・・もう二度と同じようなことがあってはならない・・
救える命を救わなければ・・・

そんなご両親の願いが込められた胸を打つ内容でした。

お母さんのお手紙の言葉が印象的。
「資格より自覚、知識より意識」

「他人の命を守ることが出来る社会は、自分の命を守ることが出来る社会」


本当にその通りと思います。


さて・・
講演が始まりました。

ICLSコースガイドブックの著者で、大阪ライフサポート協会の副理事・・
石見 拓先生の「心臓突然死(病院外心停止)の実態」

事前に石見先生の論文を知り合いの先生から頂いていたので
一通り目を通して参りましたが、講演の内容は
誰にでもわかるように噛み砕いた内容でした。

論文には詳細なデータがあり、それを頭において・・
院外心停止、突然死の原因はほとんどが心室細動によって
起こるものであり、それは誰にでも起こりえる。

AEDに使用が1分おくれるごとに生存率が7~10%づつ下がる。
質の高いCPRをすることによって生存率を2~3倍upさせることが出来る。

胸骨圧迫のみのCPRでも人工呼吸との併用とほぼ同じ結果であること。


次に・・
2007年4月に起こった、野球部ピッチャーが心臓しんとうで倒れるも奇跡的に助かった事例・・
大阪府岸和田市飛翔館高校の養護教諭の先生の講演。

「教育、スポーツ現場での突然死の経験」
詳しいタイムテーブルと、AEDの内臓メモリーに記録された
音声と心電図が公開される。


2007年 4月30日 午前

10:20
ピッチャーの上野くんの左胸にバッターが打ったボールが直撃。
上野君はマウンドに倒れる。

10:21
心肺停止。
父親が人工呼吸、監督が胸骨圧迫を開始。
(ようするに2Men CPR)
同時に救急車の要請。

10:22
たまたま応援に来ていた救急救命士が名乗り出る。
(結果的にこのときのチームリーダーになっている)
観客席の誰かが「この学校にはAEDがないのか!」と叫び
野球部員が取りに走る。

10:25
AED到着。救命士によってAED装着。CPRは続行。
AEDのガイダンスが聞こえないほど現場が混乱していた。
監督が「静かにしろ!!」と部員を一喝。
救命士リーダー役続行。

10:29
ショック実行。

10:33
呼吸再開。意識は朦朧。

10:35
救急隊到着。

10:37
救急隊出発。

10:40
呼びかけに応じる。吐血するも本人が頭を横を向いて吐き出す。

10:54
岸和田市民病院到着。

5月9日
退院。

5月14日
登校。

現在
この4月に高校3年になる。
公式試合に向け日々野球を続けている。
後遺症なし。


私的雑感:
リーダーがいないとチーム蘇生の統率が取れないので
このときの救命士の存在は偉大。そして救命士一人だけがんばったとしても
やはり体力的な問題もあって、「質の高い効果的な」BLSを続行できるかは疑問。
これはかなりトレーニングを積んでいたとしても、そういう問題ではないので・・。このときも、救急隊要請から到着まで14分かかっている。14分間一人・・となるとやはり質の低下は免れないだろう。



養護教諭の先生はその場に居合わせたわけではなかった。
でもその先生のことば・・

「AEDが学校に設置されても、まさか本校でそういうことが起こるとは思っていなかった。実感はなかった。」

正直な感想でしょう。

きっと誰もが思ってる。
「まさか自分の周りでそんなこと・・」

この根拠のない自信というか考えというか、そういうもを
誰もが思ってる。

でも実際には救急救命センターには、毎日のように心肺停止状態の患者さんが運び込まれています。
でもBLSがしっかり施されていることはまだまだ少ないです。


この上野くんは今はまだ「運が良かった」だけの少年です。
本当に理想的な救命の連鎖がしっかり行われた稀な事例なのです。

でもやっぱり、これが「当たり前」の世の中にしなくては・・
と私は思っています。


そして次に・・
「いのちの教育」~教育現場を通じた心肺蘇生普及に向けた新しい試み~
国士舘大学田中先生の講演

これはまさに、私も注目した課題。


最近の教育現場の課題「命の問題」
に対して、心肺蘇生教育をすることで「命」と向きあわせる。
学校教育の中では、まだ教科書でしか教えておらず、
心肺蘇生のことを実際に課目の中で保健体育で教えるのは、
実は2008年度(来年度)の高校からやっと。
理由として、学校にはCPR教育の機材がなく、まだ教師にノウハウがないのが実態。(本当にその通り)

教師への教育が急務であり、現在教職者向け指導書を作成中の段階。
そして学校プログラムの作成。

課題:指導者を指導できる人間がまだ少ない。


ボランティアが学校へ出向く講習も最近ではぼちぼちと行われつつあるが
欠点として、インストラクター比が低いので、評価が難しい。
AEDトレーナーが全員に行き渡らないため、簡易版になったりする。
(大阪ライフサポート協会ではミニアンの使用で、一人1体の
マネキンを推奨しているが、課題は上記と同じように残る)
ミニアン
http://e-qq.info/


****休憩****


第二部はまさかのBLSミニ講習会・・
プログラムで見てはいたけれど、まじでした!!
びっくりの一人にひとつ、ミニアンのお土産つき!!(やったー!!)
しかし喜ぶのもつかの間・・・

一人1体・・・1時間10分ぶっ通しでCPRです。。。
パンプス履いていった私がバカでした。
なめていました。

しかも!!!!!!
「人工呼吸なしでもありでも結果はほとんど同じ」って
論文発表している石見先生が副理事を務める大阪ライフサポート協会が行う講習です。

はい・・・・

胸骨圧迫のみ延々・・・・・・・・・・・
(想像してみて・・・・)

しかもミニアン・・よーーく出来ていてしっかり押さないとクリック音しない・・・・
カチカチカチカチ・・・・・♪
会場中に響く。

はいカチカチカチ・・・汗だらだらになってきました。
巻き髪はゴムでしばって髪もむちゃくちゃに・・。
メイクはどこへやら。
きゃーーーっ!

やっとAEDも含むCPR+AEDに進んで休める!

12人が一班で誰かが代表でやるのね。
はぁ・・休憩休憩・・

「じゃあ・・あなたとあなた出てきてください♪」
インストラクターの声

「ぇ?私・・・・?」
(なんで私?????男の人いっぱいおるやん)←心の声

やるからには本気。来月ぐらいにはBLSインストを取るつもりの
自分がここで引っ込むわけにはいかない。
(おかしな責任感?)
必死CPR!!これでもかーーーーっ!(意味不明)


もう身体はぼろぼろ・・・・
私のミニアン汗でベトベト


最後にかわいいインストラクターさんが一言・・
「すっごくトレーニングされていらっしゃいますね♪素晴らしいっ!」(スマイル)
「ありがとうございます・・・」(ひきつりスマイル)


最後に甲子園ソングでおなじみの西浦達雄さんのミニコンサート。
甲子園の感動シーンの映像をバックに素晴らしい歌声・・
思わず泣きそうになっちゃいました。



シンポジウム終了。
友人の救命士に石見先生を紹介していただく。
懇親会にお誘い頂くも、朝早くから子供たちだけをおいて家を出ていたので、心苦しい気持ちでお断りして会場を後にしました。


会場入り口には、フィリップス、日本光電、レールダル等
この業界のメーカーが色々な商品を展示していました。
もうちろん協賛。

ミニアンのお土産は今後有効活用させていただきます。
個人の簡易講習にはもってこいでしょう。
DVDも素晴らしい。

ご報告は以上です。



さて・・最近の私ですが、AHA-CICも英語でなんとか修了し、
あとはインストラクターコースを受講するのみとなりました。

ゆっくりですが、確実にインストラクターへの道を歩いています。



まとめ更新でごめんなさーーい!


春になりました。
心も身体も行動的になりますね!


お互いがんばりましょう。


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コメント

お疲れ様です

更新お疲れ様です。このニュース私も見ました。素晴らしいですね!
出来ればこの記事は3つぐらいに分けて書いて頂けると嬉しいです。そうすれば、3日は記事が書けますので、更新もしやすいんじゃないですか?
インストへの道少しずつ進んでおられるとの事、頑張って下さいね!
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